一年で一番憂鬱な「梅雨」がやってきましたね。
どんよりとした雨雲に覆われている空よりも、雲ひとつない晴々とした青空の方が好きって人の方が多いんじゃないですか?
そんな「梅雨」の時期。身体の変化を感じていませんか?
なんで憂鬱になるの?
みんなはどんな症状がある?
効果的な対処法は?
なんで憂鬱になるの?
梅雨時期ってなんだかやる気が起きなかったり、食欲が無くなったりと身体の不調が出始めたりしませんか?
この原因は色々あります。
低気圧の関係
春から夏にかけて季節が移り変わる時期なので、空気の入れ替えが上空で始まるんです。
乾いた空気、爽やかな春の空気はあっと言う間にいなくなってしまい、次に現れたのが湿った空気。
低気圧がどんどん来ちゃうもんだから雨が降り続くんですね。
雨は降り続くし、湿気はすごい、気温も高い。
この三拍子が揃ってしまうとなかなか歓迎できませんよね…
日常生活の疲れ
4月から始まった新生活。
新社会人、転勤、進学に伴う環境の変化など新年度が始まって新しい環境の中で自分のペースができてきて、新しい環境が自分の日常に溶け込んできた頃ではありませんか?
そうすると、今まで緊張を伴って生活していたものが慣れてきた事によって気が緩むんです。
そうすると今まで緊張の裏に隠れていた「疲れ」が一気に出てきてしまう事が多いのがこの時期なんです。
高温多湿
同じ暑さでも湿度によって感じ方は全く異なると思います。
「ジメジメしていて”もわっ”と感じる暑さ」
こんな暑さがたまらなく好きなんだ!!!って方は少数派ではないでしょうか?
逆に、
「カラッとした暑さで木陰に入ると爽やかな風が吹く」
この様な暑さなら大歓迎って方はたくさんいらっしゃるんじゃないかと。
湿度は肌にとっては良い事が多いですが気持ち的には悪い事が多いと思います。
自律神経が乱れる
ひとつひとつ見ていくと小さな事でも、これらが重なり合ってしまうと大きなストレスになります。ストレスが溜まっていってしまうと「自律神経が乱れ」てしまうのです。
自律神経が乱れるとは…
日中は「活発に活動する」→交感神経
夜は「リラックスする」→副交感神経
この二つが身体の中でお互い交互に働きあって体のバランスを保っています。
この二つのバランスが崩れてしまうと身体の不調が出てきてしまうのです。
生活の乱れや過度のストレスがかかって交感神経が過剰な状態が続くと睡眠や腸内環境、女性ホルモン、感情バランスが乱れてしまいます。
みんなはどんな症状がある?
- 偏頭痛
- 肩こり
- むくみ
- だるさ
- 食欲不振
- 便秘下痢
- やる気が出ない
- 呼吸が浅くなる
人によって様々ですが、代表的な症状といったらこの様な感じではありませんか?
とあるデーターによると女性の62%もの方がこの梅雨時期になんらかの体調不良を訴えています。
効果的な対処法は?
様々な不調の原因は「自律神経の乱れ」が原因のことが非常に多いです。
(時に病気が潜んでいたりすることもあるので、症状が長引いたりしている方は病院へ行ってお医者さんに診てもらって下さいね)
自律神経の乱れを改善して本来の働きをしてもらうためには有効的なのは
- 朝目覚めたらカーテンを開け、朝日を浴びよう
- バランスの取れた朝食を食べよう
- 日中曇っていたり、雨が降っていてもカーテンを開けよう
- 適度な運動をしよう
- バランスの取れた食事
- 湯船にゆっくりをつかろう
- 大体同じ時間にベットに入ろう
このように見てみると書き出した事はとっても基本的なこと。
基本的なことでとても簡単なことなんですが、なかなか全てを実行するのは難しいですよね。
一気に生活を見直すのは難しいかもしれませんが、この中の一つからでいいので、意識して生活してみて下さい。
心がけ一つですんなり改善できるものです。
何事も「やってみよう!」「変えてみよう!」と思う気持ち次第です。
最後に
梅雨はまさに始まったばかり。これから1ヶ月から1ヶ月半続きます。
この期間、憂鬱になることがたくさんあると思います。
こんな時だからこそ自分の身体とじっくり向き合って今の状態よりもさらにいい状態にして、夏を迎えましょう!